- 家族や友人との時間が作れる仕事がしたい
- 生活リズムを整えて健康的な生活を送りたい
社内SEへの転職を考えている人は、上記のような悩みを抱えているのではないでしょうか?
せっかく転職するのであれば、理想の生活ができる仕事環境を整えたいですよね
社内SEへの転職が成功するか・失敗するかは会社選びで9割決まります。
転職で後悔している人は会社選びで失敗している人が多いんです。
実際わたしも会社選びで失敗した経験がありますが、社内SEに転職して改善しました。
転職前:月60時間を超える残業時間が常態化
転職後:残業時間が月5時間以内 + 年収もアップ
この記事を読むことで会社選びのチェックポイントを抑えて、失敗しない会社選びの方法がわかります。
この記事でわかること
- 社内SEにとって会社選びが重要な理由
- 社内SE転職で後悔する会社選び
- 後悔しない会社選びのチェックポイント
会社選びのチェックポイント7選
- 転職の軸に合っているか
- 給与や休日は平均以上か
- 仕事内容はやりたいことか
- システム担当者の体制が整っているか
- 会社の売上は右肩上がりか
- 会社の評判が著しく低くないか
- 企業文化や上司との価値観が合いそうか
社内SE転職で後悔や失敗したくない人は最後までご一読ください
社内SE転職の成功は会社選びで9割決まる
社内SE転職の失敗の多くは会社選びの失敗によるものです。
- 会社風土や価値観が合わない
- 希望する仕事ができない
- 待遇がよくない
これらの理由は会社選びで失敗しなければ回避できる可能性は高いです。
会社選びを失敗してしまうとストレスや無駄な労力がかかります。
- 価値観の合わない相手と毎日ストレスを抱えながら仕事をする
- 再度転職するために忙しい中、時間がかかる
- 待遇が悪く、生活で我慢しなくてはいけない
また早期の転職を繰り返すことになるため、転職活動にも影響する可能性があります。
せっかく競争倍率の高い社内SEになるんだったら、転職失敗は避けたいですよね?
こうならないためにも転職活動中、『会社選び』が1番重要です。
社内SEは仕事の多くが社内で完結するため、どの会社に転職するかで仕事へのやりがいや満足度が変わります。
不安やあせりにかられて、早く転職するために会社選びを妥協すると失敗します。
- 内定が全然取れない
- すでに退職してしまっている
- 今の会社をとにかく早くやめたい
反対に自分に合う会社選びさえできれば、ストレスを感じず、満足感を持って働き続けることができます。
- 価値観の合う上司や会社風土
- 自分のキャリアに繋がる仕事に挑戦できる
- 満足できる待遇
こんな職場だったら誰も失敗だなんて思わないですよね
もう1度言いますが、転職活動で1番重要なのは『会社選び』です。
ここさえクリアできれば、9割は成功したも同然です。焦らずに理想の会社を選びましょう。
後悔の多いポイント12選
社内SEへの転職で後悔するポイントは大きく3つのカテゴリーに分けられます。
社内SE転職で後悔の多いカテゴリー
- 職場環境
- 仕事内容
- 待遇
それぞれのカテゴリーについて、後悔を感じやすいポイントを解説します。
職場環境の後悔ポイント
社内SEは他のIT職種と異なり、同じ会社の社員を相手に仕事をします。
そのため仕事の9割以上を社内で完結させるため、職場環境が後悔するか・しないかに影響します。
職場環境で後悔するポイントは以下の4つです。
- 同僚や上司と価値観が合わない
- 低調な業界
- 残業が常態化
- 通勤時間が長い
同僚や上司と価値観が合わない
価値観が合わない人と働くことほどつらいことはありませんよね
社内SEは1つの会社のIT部門として社内に向けて仕事を行うため、上司を含めた社員との関係性が非常に重要です。
特に同じ部署の上司や先輩と価値が合わないと評価に影響する可能性があります。
対人関係でストレスを抱える会社を選んでしまうと、仕事に対するモチベーションが上がらず、後悔につながります。
社内SEに限らず退職理由では人間関係が原因になることが多いです。
- 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
- 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
- 社長がワンマンだった(7%)
上司となる人とは、面接の時に面接官として会う機会があります。
短い時間ではありますが、口調や態度を感じとりながら見極めましょう。
低調な業界
転職市場にはいろいろな業界の会社から社内SEの求人が出されています。
その際、注意しなければならないのが『業界全体に成長余地があるか』です。
業界が衰退に向かっている場合は会社業績も連動して下がりがち。
会社業績が上がらないと以下のような影響が出ます。
- 給与やボーナスが上がらないため生活が楽にならない
- IT投資がされないので経験を積めない
- 人材採用ができないため無理な労働が続く
キャリアの停滞を感じたり、労働環境が悪化したりすると転職したことを後悔します。
ただし業界が下火でも会社によって他社と圧倒する業績であったり、複数事業を持つことで業績が好調だったりする場合があります。
残業が常態化
勤務時間は労働基準法に則って、会社規定で決められています。
しかし会社規定で勤務時間が決められていても、残業が風習となっている会社では実際の勤務時間が長くなっている場合があります。
わたしの前職がまさに「みんな残業しているから帰りづらい」会社でした。
このような会社を選んでしまうと、長時間勤務によりワークライフバランスが整えられず、社内SEのメリットを感じません。
転職前に残業時間を確認するには以下のような方法があります。
- 求人票の残業時間を確認する
- 口コミサイトで働いていた人の残業時間を参考にする
- 定時後の時間に会社のオフィスの電気が付いているか実際に見に行く
ワークライフバランスを整えたいと考えている人は特に注意しましょう。
通勤時間が長い
転職時に意外と見落としがちなのが通勤時間。
残業時間や勤務時間が減ったとしても、通勤時間が伸びていると実質的な仕事に関わる時間は増えません。
また通勤時間が長いと以下のようなときにも困ります。
- 子どもが体調を崩した
- 体調が悪いから病院に行く
- やり残した仕事があるからちょっと会社に寄りたい
通勤時間の影響を受けやすいのが朝の家事、身支度です。
転職して仕事は楽になったけど、時間がなく生活が大変になると転職したことを後悔することになります。
特に小さなお子さんがいらっしゃる方は要注意です!
仕事内容の後悔ポイント
社内SEは会社によって求められる役割は異なります。
選ぶ会社によって仕事内容で後悔するか・しないかが決まります。
仕事内容で後悔するポイントは以下の4つです。
- スキルが上がらない
- 調整業務ばかり
- ITに関連しない業務もある
- 業務量が多い
仕事内容で後悔するポイントについて1つずつ解説しています。
スキルが上がらない
社内SEに転職して後悔した理由として挙がりやすいのがITスキルに関する問題。
特にプログラミングスキルは社内SEでは身に付けにくくなります。
プログラマーやシステムエンジニアなど、システム開発をメインとするITエンジニアに比べると、社内SEは圧倒的にシステム開発業務が減ります。
システム開発に関しては外注化しているため、全くやらないという会社もあります。
よく仕事内容を理解せず、『楽だから』という理由で社内SEに転職すると後悔に繋がります。
スキルの向上を重視するのであれば、ITスキルが伸ばせる仕事か、会社を選ぶ際に注意しましょう。
調整業務ばかり
社内SEはITに関する業務全てに深く関わり、関係部署とコミュニケーションを取りながら進めていきます。
関係部署と合意形成を行うために調整業務が発生します。
例えば以下のような調整業務です。
- システム導入時の仕様調整
- 機器導入・システムリリース時期の調整
- 予算調整
調整も全てがすんなり進むわけではないため、意見の擦り合わせに苦労することもあります。
こういった業務に時間や労力を費やすことに嫌気が指してしまい、後悔に繋がります。
ITに関連しない業務もある
前述した調整業務のように社内SEの仕事はITに全く関係ないことも多々あります。
- 機器の撤去や廃棄
- 総務業務の手伝い
- 各方面への調整
これらの仕事も社内SEとしての役割と理解しておかないと、以下のような不満を抱えることになります。
- ITに関わる時間が短い
- 専門性が伸びない
- 最新技術に触れる機会が少ない
業務量が多い
日々新しい技術が発表され、使いやすいシステムが生まれる昨今。
それらのシステムを管理する側である社内SEの仕事は高度化しています。
またほとんどの会社で社内SEの人数は不足していると感じているのが現状です。
例えばDX動向2024『DX に取組まない理由(従業員規模別)』では人材が不足しているという理由が多くなっています。
- DXの戦略立案や統括を行う人材が不足している(47.9%、69.2%、66.7%)
- DXを現場で推進、実行する人材が不足している(46.2%、65.4%、61.9%)
IT投資に積極的であれば、システムの導入だけでなくIT人材の採用も行い、体制整備が整っています。
一方、IT投資にネガティブであったり、そもそも投資するお金がない会社だったりすると1人あたりの業務量が増え、負担が重くなります。
人数以上の仕事を抱えてしまうと、長時間労働や休日対応に繋がっていき、後悔することが増えます。
待遇の後悔ポイント
社内SEは勝ち組の職種と言われています。
その理由は業務が調整しやすく、年収。
待遇で後悔するポイントは以下の4つです。
- 給与・昇給額が低い
- 福利厚生が少ない・全くない
- 休日数が少ない
- 社内でのキャリアパスがない
給与・昇給額が低い
全職種の平均年収は455万円と言われています。
社内SEの平均年収は506万円と全職種平均を超えていますが、会社によっては給与や昇給額が低く設定されている場合があります。
給与・昇給額が低く設定されている理由には以下のようなものが考えられます。
- 直接的な売上を上げないコスト部門として考えられている
- 上司がITに詳しくなく、適性に評価されない
- 事業部門のサポート役としての立ち回りとなるため、貢献が表れにくい
社内SEになりたいがために収入をないがしろにしてしまうと後悔に繋がる可能性があります。
理想の年収は人によって異なるので、『転職の軸』を定めると後悔しない会社選びに繋がります。
- 『転職の軸』は聞いたことあるけど、ちゃんと理解してない
- 転職の軸がしっかり考えられているかわからない
そんな方はこちらをご一読ください。『転職の軸』の作り方を簡単4ステップで解説しています。
福利厚生が少ない・全くない
転職時に見落としがちなのが福利厚生です。
家賃補助や家族手当など金額が大きく、生活に影響する部分は考慮する人が多いと思います。
一方で以下の福利厚生はどうでしょう?
- 食事補助(社員食堂など)
- 資格取得・支援
- 特別休暇
意外と忘れがちではありませんか?
基本給が転職によって高くなっても、福利厚生がなくなることで年収が下がる可能性があります。
人によっては微々たるものかもしれませんが、小さなことでもストレスは感じます。
しかも前職という比較対象があれば、なおのこと。
見落としがちな福利厚生の恩恵も考慮して会社を選ばないと「こんなはずじゃなかった」と後悔します。
休日数が少ない
休日数は会社の事業形態に影響することが多く、土日休みか平日休みかによっても休日数が変わります。
求人票に記載されている情報の中で、年収や仕事内容を重視して、休日数は現在より減っても『まあ数日くらい減っても…』と思うかもしれません。
しかしこの考え方はあまりオススメしません。働き始めると休みが少ないと感じます。
実際に私も過去の勤め先で月1回の土曜出勤があり、年間で12日減らした経験があります。
転職前は月1程度であればいいかと考えていましたが、実際に働き始めると休日に出勤しなくてはいけないストレスはなかなかのものでした。
ライフワークバランスを重視するのであれば、以下の基準で考えましょう。
- 最低ライン:年間120日
- 理想ライン:年間125日以上
社内でのキャリアパスがない
社内SEのキャリアパスは転職しない限りは勤め先の会社で管理職または経営陣を目指すことになります。
しかしシステム部門の立ち位置が総務部所属などになると、課長や係長止まりとなる場合があります。
私の会社も管理部門として総務部と同じ所属です。こういった会社は多くあります。
年功序列の傾向が強く、年の近い先輩社員がいると管理職となるのは難しいかもしれません。
会社でのキャリアパスがあるか、昇進はどういった基準で行われるのかを事前に把握しておかないと後々取り返しのつかない状況になります。
社内SEのメリット4選
社内SEの仕事は以下のようなメリットがあります。
社内SEのメリット4選
- 上流工程の経験が積める
- 業界知識が身に付く
- プレッシャーが少ない
- ワークライフバランスが整う
社内SEのメリットについて1つずつ解説します。
上流工程の経験が積める
システム導入を推進するとき、社内SEはシステム企画や要件定義といった上流工程をメインに担当します。
上流工程とは理想の仕組みを把握して、システムに求める機能を決めていきます。
SESなどのプログラミングがメインとなる職種では、上流工程を経験する機会が少なくなります。
IT業界でステップアップするためには上流工程から下流工程、すべての経験を積むことが理想的。
社内SEは日常的にユーザーから要望をヒヤリングするため、上流工程経験を積むことが可能です。
業界知識が身に付く
社内SEとして勤める会社はIT業界であるとは限りません。
勤め先の会社が所属する業界の知識を身に付けられます。
- ビジネスモデル
- 業務プロセス
- 商品の専門知識
これらの専門性が身に付くことで会社の業務理解が深まり、ユーザーにとってより有益なIT提案を行うことができます。
またキャリアアップを目指す際にも有効です。
- 同じ業界の社内SE
- 業界知識が必要なシステムの開発
業務知識を持ったIT人材はどの会社でも重宝されるため、普段の仕事で業務知識が身に付くことは社内SEならではのメリットです。
プレッシャーが少ない
社内SEは外部の顧客対応よりも社内の業務改善やサポートに専念することが多いため、直接の売上やビジネス成績に対するプレッシャーが少ないです。
また協力的な社内環境が整っている場合が多く、問題解決が迅速に行えます。
外部に対してはやりとりは限定的であり、社内SEはシステムを発注する側となります。
外部対応でのプレッシャーも少ないため、社内SEは仕事を通じて感じるストレスは少ないと言えます。
ワークライフバランスが整う
社内SEの顧客は社内のユーザーとなります。
そのため問題が発生した際も協力が得られやすく、スケジュールの調整が行えるため稼働をコントロールすることができます。
他のIT職種では顧客と約束した納期に縛られ、不測の事態でも稼働を上げて対応するといったことも多々あります。
ワークライフバランスの整えやすさは社内SE最大の魅力と言えます。
後悔しない会社選びのチェックポイント7選
自分に合う会社ってどうやって選べばいいの?
会社選びでは見るべきポイントがあります。
会社選びのチェックポイント7選
- 転職の軸に合っているか
- 給与や休日は平均以上か
- 仕事内容はやりたいことか
- システム担当者の体制が整っているか
- 会社の売上は右肩上がりか
- 会社の評判が著しく低くないか
- 企業文化や上司との価値観が合いそうか
この7つを確認することで失敗しない会社選びをすることができます。
転職の軸に合っているか
あなたは『転職の軸』という言葉をご存じでしょうか?
転職の軸とは『今回の転職で必ず実現させたいこと』です
- そんな言葉、聞いたことない
- まだ作成していない
- 作ってみたけど出来てるかがわからない
そう感じているには【事例あり】初心者でもできる転職の軸の作り方を4ステップで徹底解説!をご覧ください。誰でもできる転職の軸の作り方を4ステップで解説しています。
会社選びの際に、転職の軸に合っているかは必ず確認しましょう。
転職の軸に合っていない会社を選んでしまうことは「転職しても理想の生活に近付かない」ということ。
それでは転職の意味がありません。
しっかり自分が何を望むのかを言語化して、それを実現できる会社を選びましょう。
給与や休日は平均以上か
会社を選ぶ上で給与や休日は人によって重要度が下がるかもしれません。
しかし一定数の人は給与や休日を他の人と比べて幸福度を感じます。
第一生命経済研究所の幸福度に関する研究結果では『自分以外との比較』によって幸福を感じる人の割合が34.1%となっています。
いまは気にしてなかったとしても、生活環境の変化によって自分の年収や休日数に不満を感じる可能性があります。
- 年収:年齢別の平均年収以上や全年齢の平均年収以上
- 休日数:土日祝が休みとなる120日以上
上記を指標として考えましょう。
これを下回ってしまうと後々の後悔に繋がってしまうかもしれません。
仕事内容はやりたいことか
社内SEと一言で言っても、仕事内容は会社によって全く役割が異なります。
例えばシステム開発。システム開発に携わりたい人が、システム開発を外注化している会社に転職してしまったらやりたい仕事はできません。
社内SEは会社ごとに求められる役割が違うことを前提に、自分が求める仕事内容ができる会社かを見極めましょう。
システム担当者の体制が整っているか
社内SEが転職後に配属される部署は企業規模や経営者の考え方によって異なります。
会社によってのはシステム担当のポジションが1名だったり、他部署と兼務したりする場合もあります。
こういった会社を選んでしまうと、以下のような問題に陥るかもしれません。
- 業務負担が大きくなりやすい
- 休みをとりづらい
- システムについて相談できる相手がいない
全部1人でやってみたい!という志向の人にとってはこういう会社はメリットです。
会社の売上は右肩上がりか
社内SEにとって勤め先の会社でどのような経験を積めるかは、今後のキャリアを考える上でとても重要です。
経験を積むためには会社の業績が右肩上がり(年々上昇している)であるか確認しましょう。
会社業績が低迷しているようであれば、以下のようなリスクがあります。
- IT投資がされず、システム導入経験が積めない
- 待遇が悪化して、安心して働けない
- 一緒に働く社員のモチベーションが低く、やりがいを感じない
社内SEとしてステップアップを目指すのであれば、経験の積める会社選びが重要です。
会社の評判が著しく低くないか
当たり前ですが会社が発信する情報は良く見える情報ばかりです。
実情を知るためには、実際に会社に関わった人のリアルな情報を収集しましょう。
確認しておきたいのは会社の口コミサイト。
口コミサイトには実際に勤務していた人が見た・感じたリアルな会社の情報が集まっています。
口コミサイトにはリアルな情報が詰まっていますが、利用する際の注意点があります。
- 退職検討時に記載するため、ネガティブな情報が多い
- 人によって5段階評価の基準が違う
- 社内SEポジションの口コミが少ない
あくまで利用者の主観で評価、記載されていることを念頭において、他の企業に比べて低評価過ぎないか確認しておきましょう。
企業文化や上司との価値観が合いそうか
どの職種でも大切なことですが、社内SEを目指す場合、特に重視してください。
社内SEは仕事の多くが社内で完結するため、会社や上司の価値観が合わないと想像以上のストレスになります。
私も社内SEになる前ですが、会社の価値観に合わなかった経験があります。めちゃめちゃストレスを感じながら働いていました!
とは言え、価値観は可視化できるものではないため判断が難しいです。
面接の際に会社を訪問した雰囲気や対応してくれる面接官の態度、言葉から感じ取っていくことになります。
少しでも違和感を感じるようであれば、その感覚を大切にしてください。
なぜかその違和感は当たることが多いです。
ライバルの少ない優良企業の見つけ方
条件がいい企業ってみんな応募するんじゃないの?
ここまで読んで、そう感じる人もいるのではないでしょうか?
安心してください。そうでもないんです。
理由は人によって転職の軸が違うため。転職の軸が違うので選ぶ会社が変わります。
年収・世間体・勤務時間・やりがい。何を重視するかで選ぶ会社は十人十色です
とは言っても人気の出やすい企業の傾向はあります。
- 大企業
- 高年収
- 都市圏にあり、通勤がしやすい
これは万人が望む条件が備わっているからです。
ではライバルの少ない優良企業はどんな会社なのでしょうか?
わたしのオススメはグローバルニッチ企業です。
グローバルニッチ企業とは世界で活躍するニッチ分野の会社です。
世の中に知られていないだけで活躍している企業はいくつもあるんです。
以下記事ではライバルの少ない優良企業の見つけ方を詳しく解説しています。
競争倍率の高い社内SEになりたい人は必見の内容です。ぜひご一読ください。
会社選びで後悔しないためにやるべきこと5選
転職で後悔しないためには、会社選びを間違えてはいけません。
会社選びで後悔しないためには以下の5つを行いましょう。
会社選びで後悔しないためにやるべきこと5選
- 転職の軸を決める
- 転職エージェントに登録する
- 公式HPを確認する
- 口コミサイトを確認する
- 会社業績を確認する
転職の軸を決める
会社選びで後悔しないためには、自分の価値観を明確にすることが重要です。
そのために『転職の軸』を決めましょう。
繰り返しになりますが、転職の軸とは『今回の転職で必ず実現させたいこと』です
転職の軸を決めると『どういう会社を選ばなければいけないか』が見えてきます。
もっと言うと、『そもそも社内SEでいいのか』が見えてきます。
転職の軸に沿った会社選び = 理想の生活に近付ける職種・会社を選ぶ
後悔しない会社選びをするためには、まず『転職の軸』を明確にしておきましょう。
- そんな言葉、聞いたことない
- まだ作成していない
- 作ってみたけど出来てるかがわからない
そう感じているには【事例あり】初心者でもできる転職の軸の作り方を4ステップで徹底解説!をご覧ください。誰でもできる転職の軸の作り方を4ステップで解説しています。
転職エージェントに登録する
後悔しない会社選びを実現させるためには、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントとは無料で転職活動をサポートしてくれるサービスです
転職エージェントに登録すると希望業界に強いキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
会社選びをする際に転職エージェントを利用するメリットは以下です。
会社選びで転職エージェントを利用するメリット
- 会社側の採用背景や求める人物像など、リアルな声が得られる
- 自分だけでは見つけられない会社を紹介してもらえる
- 採用担当者の対応や会社の雰囲気といった、キャリアアドバイザーの肌で感じた情報が得られる
転職エージェントの利用状況は年々上昇しています。
転職エージェントの利用はここ数年で主流になりましたね
自分では得られない情報を、キャリアアドバイザーは持っています。
キャリアアドバイザーしか持っていない情報を得ることで、会社選びで後悔する確率を大きく下げ、理想の会社を見つけやすくなります。
転職エージェントの利用については別記事でも解説しています。
社内SE転職で転職エージェントを利用するメリットと転職失敗しない理由を解説
転職エージェントを選ぶ際は以下記事を参考にしてください。
【2024年最新版】社内SEおすすめ転職エージェント4選!メリット・デメリットも解説!
どの転職エージェントに登録するか迷ったら、とりあえず『doda』に登録しましょう。
求人数も豊富で、きめ細かい転職活動のサポートをしてくれます。
公式HPを確認する
後悔しない会社選びをするためには、会社の公式HPを確認しましょう。
- どういう事業をしているのか
- 会社として大切にしていることは何か
- どのような社会課題を解決しているか
ありきたりかもしれませんが、会社の発信する情報に共感できるかは大切です。
これは『価値観が合うか』の確認になります。
価値観が合わない会社に転職しても、ストレスを抱えながら勤務することになります。
価値観の合う会社か、必ず確認しましょう
口コミサイトを確認する
会社の口コミ情報なんてあるの?
Amazonの商品レビューのように、会社の評価サイトがあるんです
後悔しない会社を選ぶために、会社の口コミサイトを確認します。
口コミサイトには実際に勤務していた人が見た・感じたリアルな会社の情報が集まっています。
確認しておきたい口コミサイトは以下です。
利用前に無料登録が必要です。
登録時に、今までに働いたことがある会社の評価を入力しないといけません。
ちょっとめんどくさいですが、得られる情報の方が多いので必ず登録しておきましょう
口コミサイトにはリアルな情報が詰まっていますが、利用する際の注意点があります。
- 退職検討時に記載するため、ネガティブな情報が多い
- 人によって5段階評価の基準が違う
- 社内SEポジションの口コミが少ない
あくまで利用者の主観で評価、記載されていることを念頭において情報を得ましょう。
会社業績を確認する
社内SEに転職するのであれば、会社業績の確認は必須です。
大事なことなのでもう1度言います。社内SEに転職するのであれば、会社業績の確認は必須です
社内SEへの転職で会社業績を確認する理由は以下です。
- システム導入経験の有無に関わる
- 社内SEはコスト部門の扱いなので、待遇が直結する
- 社内のモチベーションに影響する
会社業績が悪いとIT投資するお金もなく、待遇をよくするためのお金もありません。
また待遇がよくならないのであれば、働いている社員のモチベーションも高くありません。
- IT投資がされず、システム導入経験が積めない
- 待遇が悪化して、安心して働けない
- 一緒に働く社員のモチベーションが低く、やりがいを感じない
会社業績は社内SEとしてのキャリアに直結します。
社内SEへの転職を目指すのであれば、会社業績が右肩上がり(年々上がっている)会社であるかを確認しましょう。
まとめ
本記事では以下について解説しました。
- 社内SEにとって会社選びが重要な理由
- 社内SE転職で後悔する会社選び
- 後悔しない会社選びのチェックポイント
社内SEへの転職で会社選びが重要な理由は社内SEの仕事の多くが社内で完結するため。
会社選びで失敗しなければストレスを感じず、満足感を持って働き続けることができます。
会社を選ぶ際にチェックすべきポイントは以下の7つです。
会社選びのチェックポイント7選
- 転職の軸に合っているか
- 給与や休日は平均以上か
- 仕事内容はやりたいことか
- システム担当者の体制が整っているか
- 会社の売上は右肩上がりか
- 会社の評判が著しく低くないか
- 企業文化や上司との価値観が合いそうか
また会社選びで後悔しないために最低でも以下の5つは必ず行いましょう。
会社選びで後悔しないためにやるべきこと5選
- 転職の軸を決める
- 転職エージェントに登録する
- 公式HPを確認する
- 口コミサイトを確認する
- 会社業績を確認する
後悔しない会社選びさえできれば、社内SEへの転職後に理想の生活を手に入れられるでしょう。
焦らず、着実に後悔しない会社選びを実践してみてください。
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